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雨季の狭間2

短いけど続きです。
本当合間合間にスマホ様で書いてると便利なんですけどね、ただ誤字とかご了承下さいませ。

今もリアルが忙しいですが、プチが終わったらまたゴタゴタで大変ですよ。
戦利品何時読めるかな←そこ重要ww

では続きどうぞ。
2、

雨は止むどころか激しく降る。
怪我をした黎翔を運ぶ、夕鈴も後に続き建物の中に入るとそこは家とは違う倉庫の様だ。

「悪いが夕鈴ちゃん、この奥の扉開けてくれ。」
「え、あ、はい。」

夕鈴は奥の扉を空ける、そこは簡素な簡易寝台が有り、窓も何もない小箱の棚が有るだけだった。

そこに黎翔を運び込み、即座に傷口を見るために濡れた衣服を脱がす。

「夕鈴ちゃん悪いがー…」
「あんた!これ夕鈴ちゃんの傘じゃないかい?外に落ちて…ってどうしたんだい?!あれ?夕鈴ちゃんびしょ濡れじゃないか!」

男が呆然と見ている夕鈴に言いかけたとき、入り口から入ってきた人物にかき消される。

「あ、おばさん。済みません連れが怪我をしているところをおじさんに助けていただいたんです。」
「怪我だって?」

ずいっと相手を見るや否や近くで応急処置しようとしている旦那の方にチラッと見る。

旦那は妻になにも言わず頷き、濡れた服を脱がしにかかる。

「うちの旦那に任せておきな。それよりも夕鈴ちゃんもびしょ濡れじゃないか、こっちにお出で、おばちゃんの服貸すから。」
「そんな、拭く物だけで良いですよ。家に戻れば」
「まさか、この大雨の中帰ろってのかい?」
「ええ、この人の使いの人が多分私の家にいるだろうし。」

早く陛下の事を浩大に伝えないと…

気が褪せてっ夕鈴は今にも外へ飛び出そうとしていた。

出入口に立ち塞がり夕鈴を引き留める。

「何言ってんだい!さっきも行ったが大雨の中出すわけないだろ、今出たら危ないよ。それにさっき変な人が彷徨いていたの見かけたし…さ、先ずは着替えておいで!」

無理やりもう一つの小さい部屋に押し込め着替えの服を夕鈴手渡す。

逆らう事も出来ず夕鈴は好意を受けることにした。

夕鈴が着替えてる頃、黎翔の手当をしていた夫の所へ妻が部屋にはいってくる。

「あんた…この方は大丈夫なのかい?」
「…傷は何とか塞いだが、ちゃんとしたところで治療を受けて頂かないことにはな。」

応急処置程度に済ませ、一息つく。

「今日会う約束した方なんだろ?この方が。」

心配そうに妻は旦那の方を見やる。

「ああ…だが、不味いな俺達もこの町から出ないと行けねぇな。」
「…ま、仕方ないね。私達の世界じゃこんな事日常茶飯事だし、この町がまだ長い方だっただけだしね。別の町に行ってやり直すしかないよ。」

切り替えの早い妻に男は毎度ながら助かっている、だからだろうか一緒に連れ添う事が出来るのは。

男は扉の方を見つめ妻に言う。

「外で彷徨いている奴等はまだ居るか?」
「そうだね、屋根に一人いたね。多分あんたがこの方を助けたのは見られたかもだね。」
「そうか…で、お前は夕鈴ちゃんの傘を見つけて持ってきた訳か。」
「……」

もしもの時はどちらかが逃げる準備をし何処かで落ち合うのだが、妻がそうしなかったのは、夕鈴の事を前から気にかけていた。

「先ずは逃走経路だな、地下の方に準備しといてくれ。この方と夕鈴ちゃんを逃がすぞ。」
「わかったわ。」

そう言って妻は部屋を出ていった。

「この方と夕鈴ちゃんはどういった関係なんだろうな…」

男は未だ意識を失っている黎翔の方を見ながら呟いた。


続く








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No title

どういった関係…(´艸`*)
夫婦です!
じゃない。
おじさんおばさん、何者なのか気になるっ。
陛下、起きて!教えて!←無茶な

Re: No title

どういった関係だと思います?…勿論夫婦ですよね!うふふ♪

おじさんおばさん、何者なのかとか
陛下は次で起きて頂くと思いますよ。
本当は最後まで意識無かった話になってたんですけどね~
大分かわってきてます(笑)
どう展開していくのかしら~←本人も分かりません。オイ(^_^;)

一昨日、昨日はお疲れ様でした♪
月の砂へ
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狼陛下の花嫁(黎夕)の二次創作を亀の様に更新しています。

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