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無明の迷い道9 (黎夕)

はい、漸く最終回です。
長かった…こんな長くなる予定じゃなかったんですよ(;^_^A
ではどうぞ。
9
一刻もしない内に先遣隊と合流した黎翔達は後の事故処理を方淵に任せ、王宮に向かう。

たどり着いた頃には夕鈴はかなりの大怪我をしていた特に酷かったのは裸足だったせいか足裏の傷がかなり深く、足首の捻挫はかなり酷く腫れ上がっていた。黎翔も隅々まで診察させられ、肋骨きヒビがいっているらしく無理な動きを止められ、絶対安静と自室から出る事は当分許されなかった。

とは言え黎翔が大人しくしているわけでもなく、捕縛した大臣達に体裁し追放と処された事になっている、だが所詮小物だったらしく李順が調べあげた資料には、大臣達を唆し動かした黒幕は埃一つ見つける事も出来ず、あれだけの刺客達も闇の中に消えたのだ。



夕鈴が後宮に戻ってから直後、高熱に侵され昏睡状態に陥る。

刺客数名と特にリーダー格の男には未だ拷問に相応しく生きるのも辛いといものを黎翔自らの手で行われていた。
今も剣を持ち、皮膚を削ぎ体の間接を砕ぎ人とは思えない程で虫の息であった。
そんな中、浩大が黎翔の背後に現れる。

「華が開花したよ。」

その言葉が鼓膜に届いた瞬間息を吐く。

「…はぁ、そうか。では戻る…後は好きにして構わん。」
「了解。さて、陛下から好きにしていいって言われたし、お前達オイタが過ぎたな特にお前は------」

小刀を突き刺しぐりぐりと抉り念入りに特にリーダー格の男を甚振り続け息が絶えるまで続けたのであった




何時の回廊なのにこんなにも君の元へ行くのが長いとは…

走る事は出来ない体の黎翔はもどかしくて堪らない。

君は、何時も笑顔で笑って迎えてくれるかい…夕鈴

女官達が忙しなく動いているのを黎翔は下がらせ、夕鈴の部屋に入る。

其処には医師達が診察を終え黎翔が現れたと頭を執り状況を説明した。

熱も下がり、足裏の傷と足首の捻挫の為当分歩く事は控える事と心配していた喉はもう少ししゃべるのが辛いが時間が経つにつれ声は戻ると診断された。

黎翔は安堵し医師達を下がらせ、夕鈴の元に近づく。

『陛下…大丈夫ですか?胸は』
「君はどうして自分の事より僕の事を気にかけるんだい。全くどれだけ心配したと思ってる」

子犬の様に話てはいるも最後の語尾は狼の口調の黎翔にビクッとする夕鈴に黎翔は優しく手を差し伸べ支える。

『わ、私は庶民です、陛下はこの国の大事な』
「私は君の方が大事だそんな事を言うのは止めてくれ」
『陛下…』

夕鈴は一筋の涙を流した。

「君は僕の為にあの場所に戻ったのも分かっていた、だからそんな辛い顔をしないでくれ。」
『私はお役にたてなかった…陛下の足を引っ張るような事をして…』

黎翔は怪我をしていない手にそっと触れる

「今回の事は全部終わった君のお陰だよ夕鈴、ちゃんと僕を脅かす者達を引きずり出してくれたじゃないか。それとね、君が大事にしていた薬草中身は駄目になってしまっていたけどあの村の人達が君に元気になってくれるようにと献上されてね」

少し離れた場所に見覚えのある薬草が置かれていた。

『こんなに…』
「この薬草のお陰で痛み止め効いてるし、君が怪我したものもこの薬草を使ったお陰で治りが早い。」
あの村は君が手を差し伸べたお陰で繁栄に導くだろう。」

そう、今回のお忍び視察で立ち寄った村で薬草を手がけていたのを夕鈴が別の村や町に広めたお陰なのだ。
それが国王の下に届き市場に回るであろう。

夕鈴はその言葉を聞き少しは役にたったのかなと願わずにはいられなかった。

「もう少し寝るといい、疲れただろ?君が眠るまで手を握っているから」

黎翔は夕鈴顔を近づけおでこにチュッと唇を寄せた。
赤面しながらわたわたする夕鈴に黎翔は笑顔で笑う。

君が居るだけでこんなにも心が穏やからなるとは…やはり手放せないな…

暴れる兎を抱きしめ狼はそのまま一緒に寝転がる。

『へ、陛下????なっ何してるんですが~』

暴れるもびくともしない黎翔に夕鈴は茹で蛸状態真っ赤にして黎翔を睨む。

「ん?ちょっとだけお仕置き」
『な、何の???』
「君が捕まったとき言ったよね後でお仕置きが必要って」
『#&?=☆』

言葉にならない程動揺している夕鈴に狼の黎翔は耳元で囁く。

「これだけ心配させたんだらか元気になった時は覚悟しといてね夕鈴♪」



夕鈴はその間距離を取ろうと逃げまわっていたとかないとか。
本当にお仕置きが成されたかは夕鈴と黎翔のみ知る。



おわり

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漸く終わりました…長々とお付き合いさせてしまいました。
そして、反省。
行き当たりばったりで始めた話で今回ちゃんと纏まってなくて申し訳ないです。
最後まで付き合ってくださって本当有難うございました。
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