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無明の迷い道7 (黎夕)

もう話がどんどんずれていってます。(;^_^A
内容も変わっているし…ごめんなさい~。
上手くいけば早くて次辺りに終わるはず…だといいな…(;^_^A

では続きどうぞ。
7

器官を締上げていた気道が開放され酸素が急に入った事に因三半系統はぐちゃぐちゃになり真っ白になる。
地面の衝撃で夕鈴は意識は朦朧としていた。
だが朦朧の中一瞬だけ瞳に写ったもののお陰で完全には気を失うことは無かった。

あれは…見間違えること無いわ…陛下の------

咳き込みながら今まで酸素が足りなかったせいもあり、何度も咽返っている。

「お妃ちゃん!!!」
『こ…浩だ…い…?』

茂みに飛び込んで来た浩大に驚き、夕鈴は声を出すのだがカスカスの声色しか出ない。
浩大は、そんな夕鈴の前にしゃがみ自分の懐から巾着を取り出した。

「悪いけど大きく口の中開けてくれる?」

言われるままに夕鈴は口を大きく開け、浩大はじっと夕鈴の口の中を覗きこんだ。
赤く炎症を起こし声が出にくくなっている。

「気休めだけどまだマシか…この薬飲み込んでくれ水はこいつしか無いから」
『浩大…これを? 』

小首をかしげ浩大を見る。
錠剤の粒と更に携帯用の水を差し出され、言われるままに夕鈴は飲み込むのも辛いはずにも拘らず、何とも痛々しい表情とせず、気丈な夕鈴に対して浩大は関心する。

「偉いなお妃ちゃん。さて、此処から移動するか」
『ま、待って!…先に陛下を…』

立ち上がる浩大を見て、夕鈴は慌てて服の袖を掴むが、夕鈴の手からは剣傷が見えそこからまだ血は止まっていなかった。
再び浩大はしゃがみ夕鈴の両手足を捲る。
その瞬間悲鳴をあげたつもりだが、声は掠れたままの夕鈴に浩大は顔を歪める。

「…裸足で今まで歩いてたのかよ…しかも手なんか刀傷…一番酷いのが傷塞がって無いじゃん!」

血が止まっていないものだけは布できつく締める。

『私は大丈夫だからこんなの…それよりお願い陛下は肋骨をやっているみたいなの。おまけに熱があるのに…私が足引っ張っちゃったから…』
「え?!そんな体なのにあの動きかよ…ってお妃ちゃん??」

夕鈴の言葉に浩大は黎翔の方に目を向ける。
確かにそう言われれば動きが鈍い、だが自分の剣で無い物を扱っているからだと思えるくらいなのだ。
夕鈴の方に目を向けると立っているのがやっとと云う感じでよろめきながら、更に茂みの中から見覚えのある剣が目に入る。

「それ…陛下の」

云うか否や浩大は夕鈴を引き止め、茂みに突き刺さった剣を引き抜く。

『お願い、それを持って陛下に』
「俺の命令はお妃ちゃんを安全な場所に…」
『貴方の主は誰?陛下でしょ。彼こそ今護らなければいけない人よ。』

この時の夕鈴の姿は凛々しく、しっかりと見据え浩大をも重圧をかけるか様に向ける。

ホントこの二人って変な所似てるよな~。お妃ちゃんに陛下と同じ気質がある
だから俺はあんた達に着いて行くんだけどね、お妃ちゃんには内緒だけど。

「わかった、これを届ける。但しお妃ちゃんはこのまま動くなよ、もう立つ事も出来ないだろその足の傷とそれに右足痛めてるだろ。」
『…バレちゃってたか…分かったわ…大人しくしてる』

夕鈴はバレたかっと舌を出し苦笑いしながら木に凭れ大人しくする。
浩大は動く気のない夕鈴を見てから、黎翔が応戦している場所に向かった。




それを見届け、夕鈴は漸く全身力が抜ける。
もうあちこち体は悲鳴を上げていたのだ。

「ここに居たか妃」
『!!!!くっ』

押し倒された衝撃で一瞬何が起こったのか分からなかった。

目の前には馬乗りで自分を見下しているたのは黒装束に足には突き刺したであろう傷…
リーダー格の男が夕鈴を押さえつけていたのだ。


つづく
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